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合格率はいかほど?
段塚ゼミの合格率はどのくらいなのだろうか。
今まで精査したことがなかった。
意味がないと考えるからだ。
塾にとっては成績の上昇が重要なのであって、合格率や合格人数は意味を持たないと思う。
などというと、「この塾は合格率が低いから言い訳しているのでは?」と捉えてしまう方もいらっしゃるかもしれないので大雑把な話をすれば、当ゼミの中3生は毎年、18名のうち15名程度が西東を受験する。(最近は城北専願を希望する生徒が増えてきた)。
開業以来、全員合格の年と、1名の不合格者が出る年が半々くらいなので、第一志望への合格率は96%といったところだろうか。
実はこの96%という数字、大抵の塾がほぼ同じ数字をチラシに載せている。
そもそも西東の倍率は1.1倍前後なので、塾に通おうが通わまいが91%の生徒が合格するわけだ。
塾に通う生徒だけを対象として統計をとれば、ほとんどの塾で当然95%を超えてくる。
塾側は全員合格した年があればそれを前面に押し出すし、不合格者が多い年であれば過去〇年間のトータルに混ぜて発表する。
これらのことから、塾のチラシに書いてある合格率など、何の信憑性ももたない。
特に、今年の鳥取市の高校入試は過去に例がないほどの低倍率だったので、これからの1年間、塾のチラシには「全員合格!合格率100%」が踊るのだろう。
脱線しそうなので話をもどす。
塾にとって大切なのは、大きく成績を上げ、本来届かないはずの第一志望に合格させることだ。
合格率ではなく、内容を見なければならない。
10名の生徒がいるなら、そのうちの8名を以上を第一志望の進学校へ送っている塾でなければ危険だ。
「面倒見の良さ」「わかりやすい授業」「合格実績」「無料講習」「ランキングサイトの順位」、こんなものを一番の売りにするのでは塾の名折れだ。
塾が成績上昇以外で勝負してどうする。
今年は全員が合格したが、それよりも、開示された入試の得点が入会時には考えられないような高得点であることが何よりもうれしい。
それは、これまで漫然と過ごしてきた生徒たちが努力を覚えたことを意味しているからだ。
合格は生徒本人とそれを支えたご家族の手柄であり、塾の手柄ではない。
それでも彼らが変わるきっかけになれたことだけが私のささやかな喜びだ。
皆、合格おめでとう。