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2017-08-05 03:20:00

思うことをツラツラと。

 大変沢山の方にご参加いただいている夏期講習会。

 講習前には多くの方にお申し込みをいただいたというのに、満席状態が続いており、ご参加、ご入会をお断りせざるを得ないケースがほとんどであったことが心残りで、後ろめたい。

 特に、ぜひとも入会したいとおっしゃってくださる方や、お世話になっている保護者様のご紹介の方ともなると、なおさらだ。


 当ゼミに入会を希望なさる方は、お子さんが別の塾に通塾中であるケースが9割だ。

 塾ではほったらかされていたという生徒や、長年通っても成績に変化が見られなかった生徒が多い。

 うちは成績上位者を集めているわけではなく、むしろ入会時は下位層~中間層であった生徒の方が圧倒的に多い。

 そういう生徒たちが当ゼミに入会して、何かしらの良い変化を得ることができているから、評判が立っているのだろうと自負している。

 劇的に成績が伸びた子は確かに多い。

 当ゼミでは「定期テストの総合点が50点も上がった!」などということはざらで、入会以来80点~150点ほど伸びたというすさまじい生徒も少なくはない。

 劇的ではないにしろ、じわじわ伸びている生徒も沢山。

 けれど厳しい目で見れば、成績があまり変わっていないと言わざるを得ない生徒も10%程度いると思う。

 そういう生徒たちの成績をどう上げるのかが目下の課題であり、毎日胃を押さえながら取り組んでいるわけだけれど、上位層の生徒をさらに引き上げるための工夫も怠ってはいけない。

 もっと色々と試して、生徒のリアクションを注意深く観察せねば……。




 ところで、この夏期講習会では生徒に道徳的なことを指導する機会がちらほらとあった。(話がほんとに急に変わるけれど)。

 段塚は結構、謎の名言(迷言?)を言うことが多い。

 一方で、自分でも「あれ?いいこといったかも」と思いながらもよく覚えてないことが多いのでメモがてらご紹介を。


ケース①

「先生、最近僕、なんかもう生きる気力がないんです。生きてる意味ってあるんですかね」

「生きている意味を考えるより、なんで死ねないのかを考えるんだ。死ねない理由が、君の生きる理由だ」


 何かに落ち込んでいたようでしたが、ひどく納得したようで、その後彼は元気になりました。



ケース②

「強い人間などいない。強くあろうとする人間がいるだけだ」

 これは何かの受け売りだった気がするけれど、すごく気に入っている言葉。

 誰もが等しく辛い思いをしている。

 それを表に出してしまうかどうかで人の価値が決まると教えられた、カッコいい言葉。



ケース③

「もしも親にすべての恩を返した子供がいたとしたら、そいつはきっと世界一の親不孝者だ」


 国語の文章読解が、『子育てを終えた更年期・定年期の親が、ひどく寂しい気持ちになる』という内容だったので、親孝行は大切だけれど、あれもこれもと恩返しされてしまうと、親としては寂しい気持ちになるという意味での一言。

 僕には子供がいないけれど、きっと、困ったときには頼って欲しいといくつになっても感じるのだろうと思う。

 しょーがねーなー と言いながらあれこれと世話を焼いたげたい。

 まずは結婚せねば……(切実)。

 

ケース④

 先日の中3の授業の合間に「甘えって何だと思う」と唐突に生徒たちに質問をする段塚。

 生徒たちは「あれ買って、これ買ってと駄々をこねること」など、さまざまに答えていく。

 そのあとで僕が「んー、それもそうかもだけれど、ちょっと違うかな」などともったいぶったあとで話したこと。

「例えば、精神的にしんどくなることが僕にあったとしても、それは君たちには一切関係ない。

 だから僕はどんなにメンタルが破壊されていても普通に授業をする。

 たとえ愛する家族を失って絶望の中にあってもだ。

 実際に昨年にそういうことがあったけれど、君たちは僕が絶望の中にあったことに気が付かなかったはずだ。

 そして君たちに嫌なことがあって、君たちが苛立っていたとしても、それは他人には一切関係ない。

 その苛立ちをお構いなしに他人にぶつけることを世間では『甘え』という。

 他人は君のために存在するわけじゃない。

 みんなそれぞれ、自分の大切な人生を背負ってるんだ。

 いいかい、今日から意識しなさい、君たちの苛立ちは他人には一切関係ない。

 その苛立ちや悲しみをある程度受け止めてくれるのは、家族や、よっぽど出来た人間だけだ。誰にでもぶつけていいものじゃない。

 だから家族は尊い。

 だからといって感情のままに暴言を吐いたりすれば、たとえ親であっても愛想が尽きることがある。

 恋愛においても言えることだけれど、なぜ気持ちをわかってくれないのか、なぜすべてに同意してくれないのかと苛立てば、別れはすぐそこで待っている。

 なるべく自分の感情に負けないよう、訓練しなさい」
 

 これは自分で言いながらも、とっても難しいことだと感じている。

 人間だれしも、感情に負ける時がある。

 僕もそう。

 でも、これを意識して過ごすかどうかで、人生は大きく変わると、僕は身に染みて知っている。

 強くいられるよう、一緒にがんばろうな。